原材料

原材料
城崎ビールは全て麦芽100%のビールなので、原材料は、麦芽、ホップと水になります。それと使用する酵母の組み合わせで、いろんなビールを造ります。
麦芽にも種類があります。大体1つのビールを造るのに、3種類程度の麦芽を使用しています。ビールにいろいろな色があるのは、使用する麦芽にいろいろな色があるからです。チョコレートモルトと言われるものは濃い茶色をしています。ホップは苦味や香りをつけます。ピルスナーを造る時に使うザーツホップは世界的に大変有名なホップです。
カスケードホップは香りの強いホップです。ビールを飲んでいくと、麦芽の味やホップの苦味、香りがわかってきます。麦芽の味がわかるビールこそ本当のビールと思っています。ワインで葡萄の味がわかり、日本酒でお米の味がわかるのと同じように思っています。
自己紹介
兵庫県城崎温泉で温泉旅館「山本屋」と地ビールレストラン「グビガブ」を経営している高宮と申します。地ビールを作る立場の人間がビールについて考えている事をまとめてみました。ビールを作るのは奥深く面白い仕事です。また世界には驚く程多くの種類のビールがあり、味わいも様々です。国によってビールのスタイル、楽しみ方も違います。自分でビールの仕事をするまでは、こんなに面白い世界だとは思いませんでした。飲んで研究すればするほど広がるビールの世界を、ひとりでも多くの人に知ってもらいたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。